マリンランプにセンサーを取り付けて自動点灯・自動消灯させる方法
「我が家の玄関にマリンランプを取り付けて自動点灯・自動消灯させたいのですが、センサー付きのマリンランプってないんですか?」とよく質問されます。
そこで今回は、マリンランプにセンサーを取り付けて自動点灯・自動消灯させる方法をお教えします!
新築の家で玄関灯を自動点灯・自動消灯させる方法
玄関の外灯などを自動点灯・自動消灯させたいときに照明メーカー製の玄関照明器具であれば照度センサーや人感センサー類、自動消灯タイマーなどが元から付いていて至れり尽くせりなのですが、少々値段の高い商品になってしまいます。
船のでんきやの販売しているマリンランプを使う場合
あれやこれやと機能の付いていない無骨な所が、本物の船舶照明器具の魅力です。
なので船のでんきやが販売しているマリンランプを自動点灯・自動消灯させる場合は、別にセンサーを用意するなどちょっとした工夫が必要なんです。
工夫と言ってもごく簡単なことで、室内のスイッチと船舶灯本体の間にセンサーを組み込める様に配線を準備するだけです。
工事の際に少し配慮しておく事で、後からでもセンサーを取り付けることが出来ます。
その場合は、契約した設計士または工務店や電気工事店などにご相談されると良い思います。
センサーの設置事例
以前、ごく一般的な玄関灯に照度センサーを設置した例をあげてみます。
このときは、玄関ポーチの照明器具の取り付けてあるポーチ柱の裏側に安価な照度センサーユニットを取り付けて電源を経由させておきました。
この方法だと、取り付けるマリンランプは壁などに直付け設置できるデッキライトやフランジタイプ・ゼロシリーズなどを自由に選ぶことができます!
この照度センサーは暗くなれば自動で点灯し明るくなれば自動で消灯するタイプのもので、ちょうど電柱についている外灯の様な使い方です。
センサーを取り付ける場所にも注意が必要です!
当然ですが照度センサーを取り付ける場合は、暗くなる場所で無ければいけません。
例えば、ポーチ灯の光が当たる場所とかはダメです。
辺りが暗くなってセンサーのスイッチが入りポーチ灯が点灯するとセンサーのスイッチが切れてしまう、なんて事に成りかねませんのでくれぐれもご注意を。。。
このとき使ったセンサーユニットは電気工事店に注文して本体2,500円+取付工賃3,000円でした。(他に工事個所有りの手間賃、また配線は電気工事で仕込んでおきました。)ちなみに高機能なセンサーであれば本体で1万円前後だろうと思います。
後付けでマリンランプを自動点灯・自動消灯させる方法
前述の安価?な照度センサーのみでは自動消灯はできません。また外が明るい時は照明器具を点灯する事ができません。
そういった使い方をしたい場合は、やはりタイマー付きなどの高機能のセンサーユニット(人感センサー)を選ぶ必要があります。
人感センサーとは?
人感センサーは、人に反応して機器を動かすためのセンサーの総称です。
身近なところでは自動ドアに使われていて、ほかは照明や水栓に使われているのをよく見かけますね。
主に赤外線センサーを使い人を感知した時だけ機器が動く仕組みになっていて、電気のつけっぱなしや切り忘れを防いで節電したり、不審者に反応して照明で威嚇やカメラで録画したりと色々な種類の電化製品と組み合わせて利用されています。
また、切り忘れがなくなるので節電にも効果があります。
人感センサーの注意点
ただ人感センサーも電気がないと動きませんから、電源を考える必要があります。
人感センサーを設置したい場所にどんな器具をつけたいか?コンセントは近くにあるか?などを確認しておきましょう。
ネットで探してみたところ、良さそうなセンサーがあったので紹介します。
このセンサーユニットを照明器具と電源の間に設置するだけで自動点灯・自動消灯は可能になりますが、コンセント式なのでコンセントの近くにしか設置できません。
また、取り付け位置とセンサーの向きには特に注意が必要です!
人の動く方向にセンサーが向くように設置しないと全く反応しなくなってしまいますので注意してください。
タイマーで点灯する場合は、タイマー機能の付いたスイッチもあります。ぜひご自分で探してみてください!
ただし後付けなので、配線のない場所に取付けることができるマリンランプはブラケットタイプやテサゲライトといった配線口のあるものに限られてきます!
ご理解いただけたでしょうか?
要は、コード付きのマリンランプなら後付けでもセンサーを取り付けて自動点灯・自動消灯できます!ということなんです。
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