水の中で光るマリンランプの秘密
マリンランプで涼しさを表現しました!?
暑中お見舞い申し上げます!!
涼を感じるサブマリンライト!
今年の夏の初めは梅雨寒もようだったので、そんなに暑くはならないのかなぁ?なんて思っていたのに。。。
梅雨が明けたとたん連日の真夏日。
追い打ちをかけるようにここ2,3日は猛暑日と、夏が苦手な“船のでんきや”にとって地獄のような日々が続いています。
そして今晩は、夜になっても気温が下がらず風がそよ!とも吹かない寝苦しい夜です。
こんな時は、水をいっぱい張ったバケツに頭を突っ込みたくなりませんか?
そんな気持ちで思い出したのが↓の画像です!
その昔、焼酎や飲み水を入れて船で運んだ大きなガラス瓶(?)の口の所をちょん切ってサブマリンライトを入れてみました!!
ガラスに気泡とかが入っているのが柔らかな光に照らし出されて、何とも涼しげな灯りになりました。。。(^_-)-☆
真夏の展示会の想い出
ざわわ 真夏の太陽 the market
今からかれこれ6、7年前、輪島の漆芸美術館の奥にある通称「うるしの里広場」で行われた“ざわわ”は
能登の魅力発信発見の交流イベントでした。
真夏の太陽にみたいに咲いたノウゼンカズラの下でお祭りみたいに楽しんで、色んな人やモノがつながればなあと思って参加しました!
ザワザワとにぎやかでとってもとっても楽しいイベントになりました (*^_^*)
そこで大変好評だったのがこのサブマリンライト!
ただ残念なことに、このイベント終了の跡片付けのときに、私の不注意でこのガラス瓶を割ってしまったのでこれが最後の貴重な画像になってしまいました(/_;)
水中灯をアレンジしたサブマリンライト
灯を焚く
昔から夜に漁をするとき、かがり火を燃やして魚を集めました。
その名残りでしょうか・・・?
今でも漁師さんは、集漁灯や水中灯の電気を点けることを「灯(ひ)を焚く」と言います。
昔からオレンジ系の光が水中の深くまで光が届くと言われています。
漁師のお客さんに聞いた話だと、白熱球(オレンジ系)と蛍光灯スポットライト(白系)を使ってますが、集魚力に差を感じたことはないようです。また、淡水では使ったことないのでこれも不明です。
ライトを点けて集まる仕組みは、植物プランクトンが光に集まる→それを食べる動物プランクトンが集まる→プランクトンを食べる魚が集まる→小魚を食べる魚が集まる、だったと思います。光に興味をもって集まる魚もいますけど、そんなに差はでないと思いますよ。
もっと詳しいイカ釣り漁師のお客さんから聞いた話によると
赤系統(オレンジなども含む)は魚をなじませるのに使うそうです(活発にに泳いでいる魚をおとなしく)。
青系は海中への浸透力が強く、集魚効果も良いのですが、浸透力が深いので集まる水深も比較的深めになるので普通は白色を使うようです。
一番浸透力があるのは、緑系なんですが、光が強ければいいというものではなくイカ釣りの場合は白色です。
夜のサバ漁の場合は、メタルハライドランプの白色系で魚を集めて、集まってきたところを赤系(オレンジの含む)を混ぜてあるいは単独で使用しますと、泳ぎがおとなしくなります。そのときに網ですくいまたは囲います。
いずれの光にも魚は集まります。その魚をイカが食べにきます。それを釣り上げるのがイカ釣りなのだそうです・・・
↑の写真は、昔から集漁灯として水中で使われつづけている器具です。
この器具を使って電球だけを一般家庭用をアレンジしたのがサブマリンライトです。
もちろん水中でなくても点灯可能ですよ
サブマリンライトの注意事項
東京都のY様。サブマリンライトにお問合せありがとうございます。
この電球はもちろん交換は可能ですが、水の中の水圧に耐えるために硬質の特殊電球(100V100W)を使用しています。
その電球に写真で赤く見えている特性パッキンを被せているのでソケットに水がかからない仕組みになっています!
ただ、水中で点灯させるための注意点としては、必ず水中に沈めてから点灯してください!!
点灯してすぐに電球は熱くなるので、その状態で水に入れると特殊電球とはいえ温度差で電球が割れてしまいます。
また、器具自体が錘(おもり)がわりになっていて4,2kgと重いので持ち運びにはコード自体を持たずできるだけ本体ごと持っていただきたいと思います。
“船のでんきや”では、このサブマリンライトを受注生産という形で作り続けています。
こんなもの誰がどこで使うの?って思うと何も生まれませんし、何もはじまりません。どなたかご興味のある方がおられましたら、ぜひ何なりとお問合せください!
なにかと制約の多いマリンランプですが、このサブマリンライトも以上の点を守っていただければ、水中に素敵な空間が表われること請け負います (^_-)-☆
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