「ただいま！」っと言って、「おかえりっ！」って返ってくる。

　
それは日常的に、ひどく当たり前のことかもしれません。

　

まったく意識することもなく、さらりと言い交されているのかもしれません。

かく言う我が家では子供たちが巣立った今、夫婦二人だけになった家に帰ったとき「ただいま！」と言うと「おかえり！」っと返ってくるのが、なぜか懐かしくて妙にうれしく感じる。

 

 

「ただいまって良いね、うれしくなるね」って言うと、「おかえりも良いよね」って返ってくる。そんななんでもない時間をしあわせだなぁとしみじみと噛みしめる。

 

 

共働きになって、仕事がら彼女の方が出社時間が遅くて帰宅するのも早いことが多い。

 

 

「行ってらっしゃい」も良い。「行ってらっしゃい」の先には「おかえり」があるような感じがする。

 

 

彼女の「行ってらっしゃい！」は、きっと「無事帰ってきてね」と心を込めて送り出しているんだ。

 

 

ただ、送り出すのも良いけど、やっぱり「ただいま」と「おかえり」を言い合いたい。

 

　
疲れて帰ってきた時に、ホッとできるような。全てを包み込んで、寄り添えるような。

 

　
たまに彼女が「帰ったら家が暗くて寂しい！」と嘆くことがある。

 

　
仕事が早く終わったらたまに今度は自分が「お帰り！」と言ってあげよう

 

　
「ただいま」も「おかえり」も、当たり前のあいさつじゃなくて、しあわせのはじまりだ。

 

　
大切な人と「ただいま」「おかえり」を言い合えるっていいなぁ。

 

 

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