2020立秋節気 海洋灯(まりんらんぷ)歳時記
暦の上では秋だと言うのに猛烈な暑さが続き、終わりが見えないコロナ禍の影響でいつもと違う今年の夏。
そんな中、マリンランプのおかげで知り合えたお店のことを日本古来の七十二侯の季節を感じながら最近興味を持った3行短文でご紹介します!
3行短文とは、3行4文字または4音4節の定型短文(詩?)のことです。
2020涼風(すずかぜいたる)8月7日頃
知り合いがこの6月から輪島の山里ではじめたカフェへ行って来ました。
のがし研究所
人里 離れて ひっそり たたずむ
餡子も 種まき 一から 手づくり
苦にせず 自分の やりたい 極める
丸山 清水で 水だし コーヒー
ライ麦 ストロー エコにも 気づかい
こだわり 詰まった 餡蜜 また美味
優しい 甘さも 人柄 うつして
暫しは 世間の 喧騒 忘れる
心の 涼しさ ごちそう さまです
涼風至(すずかぜいたる)
涼しい風が吹き始める頃。
まだ暑いからこそ、ふとした瞬間に涼を感じることができます。
2020寒蝉鳴(ひぐらしなく)8月12日頃
一通のお誘いメールいただきました!
《 Cove夏の夕涼み 》
今度の日曜日、17:00〜19:30くらいまで。
Coveでジャズライブのイベントをやります!
今年は何かとイベントやお祭りが中止になってて、何もないのもつまらないかなぁと思い、
顔の見える範囲で何か出来ないかなぁ?と考えました。
折しもCafe Cove は5周年なので、それに合わせてみんなで、夏の夕暮れ時に木の浦の心地よい風を感じ、
ステキな音楽を聴きながら、ビールやワイン片手にのんびりゆったりできるイベントをしようかと。
良かったら、いらっしゃいませんかー?
もちろん行ってきましたー!
cafe coveさんは、海の見える静かな入り江にあります。
もちろん、コーヒーやスイーツがとっても美味しい大好きなカフェです!
演奏が始まる数時間も前から居座って、ビール片手?(下戸なのでソフトドリンクとアイスコーヒー(ーー;)
この眺めを堪能していました!
実は、今回もう一つの目的があってここにきました。
それは、試作品の電池式マリンランプの点灯時間測定とその雰囲気を味わうという事。
ロケーション的にもバッチリだと思ったのですが、あいにく当日は曇り空。
それでもやがてJAZZの演奏も始まって、とっても有意義な時間を過ごせました!
海からの心地よい風と心地よい演奏、そして蝉の声を聴きながら誰に聞かせるでもなく
「自分への応援歌(笑」で言葉遊びをしてみました!
蟬って やつはね 短い 命を
雄がね 雌にね 自分の 強さ
アピール するため ただ鳴き 続ける
そこには 甘さは 微塵も ないんだ
認めて もらう。 それしか ないんだ
ダメなら 朽ち果て 死んでく のみだね
生きてた 証を 残せも しないで
亡骸 なるのは みじめで いやだね
虫なら それでも 仕方が ないけど
人はね 優しい だけじゃ ダメだよ
負け組 なんかに なってち ゃダメだ
も一度 心に 問いかけ しようよ
嫌いな 自分を 認めて みようよ
好きに なれとは 言えない けれども
生まれた からには 特別 なんだよ
まぎれも なく今 息して いるなら
ここにい るぞ~と 叫んで みようよ
自分に 自信が もてると いいなぁ
寒蝉鳴(ひぐらしなく)
カナカナと甲高くひぐらしが鳴き始める頃。
日暮れに響く虫の声は、一服の清涼剤。
2020蒙霧升降(ふかききりまとう)8月17日頃
自己啓発のために・・・
思い通りにいかない時は、一度立ち止まる
あの時 思いえ がいてた 理想の
自分の 姿は どこかに 忘れた
後悔 はしない 立派な 言いわけ
踏み出す 勇気が なかった だけだよ
やりたい こととで きること それがね
まったく 見えずに 濃い霧 目の前
手探り それでも 進めず 真っ暗
この世の 終わりと 思えて しまって
怖くて それきり 流され 続けた
重ねた 歳月 伊達じゃ ないけど
あの時 描いた 続きの 夢をね
カタチに したいと はじめて みたんだ
今でも どちらに 進むと 良いのか
迷うし 怖さも あるけど 進めば
濃い霧 少し晴 れてきた 気がする
永年 航海 してきた 感かな
なんとは なしにね 伸ばした 手の先
光の 温もり あの時 と違う
蒙霧升降(ふかききりまとう)
深い霧がまとわりつくように立ち込める頃。
秋の「霧」に対して、春は「霞」と呼びます。
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