マリンスタイルのインテリアを引き立てる照明のコツ
でも、それと同じくらい重要なのが「照明」。
お部屋を明るく照らしてくれるのはもちろん、灯りの強さや位置、デザインでお部屋の印象を大きく変えることも可能ですね。
カリフォルニアスタイルのお部屋の照明
今、マリンランプに注目が集まっています!
マリンランプは、元々は、かつて実際に船舶用として使われていた照明です。
素材は真鍮や銅などでできていて、使い込むほどに出てくる深い味わいと、マリンイメージの外観が魅力です。
現在も実際に船舶の作業灯として使われているものもあります。
耐腐食性の強い真鍮は、インテリア用品としても適していると言え、また磨けば磨くほどに美しく輝きを放つ素材は、末永く大切に使い続けることができ、お部屋のインテリアを特別なものにしてくれます。
ブラス(真鍮)は、海水に対する耐腐食性が強く、加工が比較的容易なので昔から船舶でもライト、コンパス、丸窓などに使用されてきました。
レトロなフォルムが癒やしを生む
現在市場に出回っているマリンランプは、真鍮製のものばかりではなく、アルミダイキャスト製など、様々な素材のものがあり、船舶仕様でないものも多いのですが、いずれもアンティーク調の魅力を備えています。
フレームの生み出す陰影が素敵
マリンランプの魅力のひとつにもなっているこの陰影。 フレームの形が美しい影を生み出し、見る人を癒やします。
インテリア照明としてのマリンランプ
それではインテリア上級者の方たちは、いったいどのようにインテリアにマリンランプを取り入れているのでしょうか。 実例を見ていきましょう。
マリンランプのあるインテリア
お部屋をヴィンテージスタイルに・・・
レトロヴィンテージなムードを放つマリンランプは、照明として取り入れるだけでお部屋全体の格をあげてくれます。
玄関灯として
ホームへの道標のように・・・
船舶で使われてきたマリンランプ。 屋外で使える仕様のものも多く、門柱灯、庭園灯など、エクステリアライトとして使われる方も多くいらっしゃいます。 玄関に灯るマリンランプのあかりが、帰ってくる人を暖かく迎え入れます。
青い扉に丸窓が船のよう
表札代わりのマリンランプが、本物のデッキライトのようで、とても素敵です。
こちらは玄関の中に使った灯り。
やや暗めですが、他の小さな灯りと一緒に使って明るくするのも楽しそうです。
蛍光灯でパッと灯りがつく空間も良いですが、このようにほのかな灯りであたたかみのある空間作りをするのも素敵です。
小さな照明を複数使った空間
こちらはのやや小さめの照明を複数使ってやさしい明るさに調整された空間は、家族のくつろぎタイムにもぴったりですね。
天井の隅やシェルフの上など、ばらばらに置いた灯りが、なんともいえない暖かさを放っています。
こちらは、あえて空間に灯りを灯さず、壁に灯りを反射させた空間。
ただの灯りではなく、目にも楽しく美しい灯りですよね。
灯りの工夫で、よりリラックスできる空間作りを
ふんわりとした灯り、きらきらした灯り、ぼんやりとした灯り…
灯りには実にさまざまな種類がありますが、うまく使ってお部屋の雰囲気を楽しめたら毎日がより快適になりそうです。
普段の灯りを少し工夫して、素敵なインテリア空間をつくってみませんか?
インテリアを灯りで引き立てる
照明のコーディネートは難しいといわれますが、大切なことはそれ自体を楽しむことです。
そして自分が居心地のよい空間にするということを一番に考えてみてください。
まずは気軽に、雑貨やアートなど自分のお気に入りのものに、光をあてることから始めてみてはいかがでしょうか。
マリンランプでインテリアを楽しむ
玄関やリビングに飾り棚があると、インテリアを楽しんでいるおしゃれな雰囲気が感じられますね。
お気に入りのオブジェや写真を飾ったり、季節感のある小物を置いたり、日々の暮らしに華やぎが生まれます。
葉と葉の間から抜けるやわらかな光を楽しむこともできる、観葉植物はお手軽でおすすめです。
また、ガラスの小物類も光がイレギュラーに反射するのでオシャレな空間を演出してくれます。
そんな飾り棚をライトアップすると、ぐんとドラマチックなコーナーに生まれ変わります。
あなたも訪れる人の目を惹くギャラリーのような演出を、マリンランプを使って取り入れてみませんか。
そのレトロな外観の醸し出す雰囲気は、お部屋をくつろぎの空間に変え、灯された明かりに癒やされます。