マリンランプの影と水平線が連なって【久木の家】

 

船のでんきやがいつもお世話になっている  能登デザイン室 様の手掛けていた

 

 

能登島の【久木の家】の完成内見会に行ってきました。

 

 

石場建て伝統工法でで建てた家のマリンランプ!

 

 

建設中に起きた能登半島地震

 

 

地震力を逃がした石場建て

 

 

久木の家は、建設中に能登半島地震を受け

 

石場建ての基礎の上で家全体が20mmほどずれる被害を受けました。
 

しかし、ずれたことで地震力を逃し

 

上屋への被害はほとんどありませんでした。

 

その後、大工と曳家の迅速な作業で復元することができ

 

様々な職工の方々の助けもいただいて

 

無事完成を迎えることができました。


 

 

 

 

手刻み木組みの構造体

 

 

伝統構法が得意な大工「松匠」が

 

能登のアテやスギをふんだんに使い

 

手刻み、木組みで作りあげた構造体。

 

 

 

 

 

 

施主自ら泥を練った土壁


 

左官「彩築舎」が竹小舞を編み

 

土を塗り重ねて仕上げた壁

 

版築の炉壁 etc…

 

 

 

 

そんな壁にマリンランプが良く似合います!

 

 


 

 

 

施主自らと職人の手によって完成した家

 

 

小松の滝ヶ原石

 

海藻を漉き込んだ和紙を貼った建具等

 

職人や施主自らが手をかけて作った家です。

 

 

 

 

訪問した時は雨でしたが

 

帰るころには晴れていて

 

これが本当の雨降って地固まる。

 

 

誠におめでとうございます!

 

 

<施工例スライドショー>