「マリンランプ」復興導く灯りに!

船のでんきや日東電機 マリランプは復興の灯り Lighthouse210dk

先日、地方紙ですが地元の新聞に掲載していただきました。

 

取材を受けたときは、質問されたことにとりとめもなく

 

後で考えると支離滅裂なことを喋ったと思うのですが
 

さすがに新聞記者さん。
 

上手に今までのことをまとめていただいたので、
 

以下に全文掲載します。

 

 

能登半島輪島フネノデンキヤの現状

 

 

能登半島地震と能登豪雨で被災した輪島市の船舶電装工事会社「日東電機」が、

 

 

船で使う船舶用照明器具をアレンジした

 

 

「マリンランプ」の販売をトレーラーハウスで続けている。

 

 

地震で仕事が激減した上に豪雨で自宅が壊滅的被害を受け、

 

 

「心が折れた」という社長の沖崎俊彦さん(62)。

 

 

周囲の人の支えで立ち直り、

 

 

今は「マリンランプの明かりが復興の道しるべのようになれば」との思いを抱いている。

 

 

(記者U)

 

 

 

トレーラーハウスで「マリンランプ」を販売!

 

 

 

同市小伊勢町にある沖崎さんの自宅敷地に置かれたトレーラーハウスのドアを開けると、

 

 

マリンランプが数多く並んでいる。

 

 

揺れが激しい船で物がぶつかっても壊れないよう、

 

電球を覆うガラスに金属の格子が付いているのが特長。

 

 

防水性にも優れている。

 

 

漁船の電気系統やエンジン、無線などの保守・点検を行う船舶電装士の沖崎さんが、

 

 

マリンランプの販売を思いついたのは20年ほど前。

 

 

妻の「家庭や店のインテリアとして使えるのでは」とのアイデアから

 

 

最初は中古、途中から松本船舶電機製作所(名古屋市)の製品を扱うようになり、

 

 

年間数百個売れるほどの人気だった。

 

 

 

仕事激減 周囲の支えで再起へ

 

 

そんな状況下で起きたのが昨年元日の地震。

 

 

輪島港の海底が隆起して漁業ができなくなり、

 

 

漁船が動かず沖崎さんの仕事もほぼなくなった。

 

 

少しずつ気持ちを立て直していた時、今度は豪雨が襲う。

 

 

近くの川が氾濫し、自宅は2㍍近くの高さまで浸水。

 

 

1階にあった家財道具は全て泥に漬かり

 

 

「地震で折れかけていた心が本当に折れた。もう、仕事はやめようと思った」(沖崎さん)

 

 

心変わりさせたのは、周りの人の言葉だった。

 

 

泥出しに訪れたボランティアは「頑張ってください」と声をかけ、

 

 

漁師は「おまえがおらんと困るわ」と言う。

 

 

漁業の先行きが見通せない中でも、もう1度、頑張ろうと決意。

 

 

港近くの社屋も壊れたため軽ワゴン車に修理道具など一式を積み込んで仕事をするようになった。

 

 

トレーラーハウスは、事務所兼マリンランプの展示・販売場所として昨年12月に設置した。

 

 

東日本大震災で被災した仙台市で会議室として使われていたもので、

 

 

取引先を介して知り合った会社社長が無償で譲ってくれた。

 

 

マリンランプを日東電機のホームページで見るだけでは飽き足らず、

 

 

関東や九州など遠方から足を運ぶ客もいるという。

 

 

船のでんきや日東電機 マリランプは復興の灯り Lighthouse210dk

 

船のでんきや日東電機 マリランプは復興の灯り Lighthouse210dk

 

 

やわやわと頑張る…

 

 

輪島の漁業は昨年11月に本格的に再開した。

 

 

ただ、港の施設が一部復旧せず、人手不足もあって以前と同じ態勢での操業はできていない。

 

 

それでも沖崎さんは「朝市や輪島塗と同じように、漁業は輪島にとって大切なもの」と強調。

 

 

「ゆっくり無理せず」という意味の能登の方言を使い、

 

 

「体が動く限り、やわやわと頑張っていきたい」とほほ笑んだ。

 

 

船のでんきや日東電機 マリランプは復興の灯り Lighthouse210dk

 

 

 

マリンランプショールーム「Lighthouse210dk」

 

 

「広い海で迷子にならないように

 

 

暗い海で淋しくならないように

 

 

波のような灯りで

 

 

優しさと笑顔を照らし続けたい」

 

 

そんな思いで船のでんきや日東電機の仮店舗…
 

 

マリンランプのショールームを
 

 

地震と水害の被害に遭ったこの場所に再建し

 

 

「Lighthouse(灯台)210dk」と名づけました!

 

 

船のでんきや日東電機 マリランプは復興の灯り Lighthouse210dk

Lighthouse210dkの場所

 

 

夏季休業と今後の営業のご案内

 

 

ここにしかないマリンランプのショールームは、
 

 

まだ完全とは言えませんが現在も営業中です。 
 

 

ここで、8月から今後の営業についてお知らせ致します!

 

 

8月8日(金)~8月10日(日)の期間は所用のため休業いたします。

 

 

その後の8月11日(月)からの期間はできるだけ店主が在店しております。
 

 

ただ、修理仕事などで外出していることもありますので
 

 

「マリンランプの本物を見たい!」と思う方がおられましたら
 

 

事前に こちら からメールか電話でお気軽に連絡してください!

 

 

こんな時だからこそ、心豊かに楽しく「ホッとする時間」を

 

 

皆さんにご提供し、一緒に過ごしたいと思っております。

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